「歯がしみる~」知覚過敏?それとも虫歯!?
水道水が冷たく感じる季節になると、歯がしみるのが気になるな~という人、いませんか?
歯がしみることを放置してよい場合と、治療した方が良い場合があるため、まず原因を歯科医院で調べましょう。
―知覚過敏の症状―
「キーン」という鋭い痛み。その痛みは一過性で、冷たい水や摩耗などで誘発されます。
また、高頻度で「楔状欠損(歯ぐき沿いに歯が削れている状態)」がみられることも特徴の一つです。
何もしていないのにズキズキ歯が痛い場合や刺激を除去しても痛みが長引く場合は、虫歯など他の病気の可能性があります。
知覚過敏の原因
知覚過敏の原因はいろいろありますが、主として
1.ブラッシング方法に問題がある。
2.歯周病歯肉炎が原因
3.歯ぎしりや噛み合わせが原因
4.歯周治療後(歯石とり)の一過性の知覚過敏
5.実は知覚過敏ではなくて虫歯
等があります。
治療法
セルフケアとして
1.正しいブラッシング法を身につける
2.ブラッシングの際に、知覚過敏用の歯磨き剤(シュミテクト等)を使用する
上記の方法を一週間行っても痛みが無くならない場合、歯科医院に受診されることをお勧めします。
歯科医院での治療
1.フッ化物の塗布
2.知覚過敏薬の塗布
3.コーティング剤、レジンで痛みがある部分をカバーする
等があります。
ただ、治療により症状が治まっても再発する可能性があるためブラッシング、歯ぎしりなど知覚過敏になった原因を追求して、対策をとることが大切です。